プラスチック・樹脂の用語を
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Yumopedia ~プラスチック・樹脂用語解説~

プラスチック・樹脂の用語を
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※本用語集は、当社で調べた用語の意味を簡潔に記載しています。
本用語集に記載されている情報の正確性・完全性を保証するものではありません。

FRP 素材 Yumopedia


繊維強化プラスチック

Fiber Reinforced Plasticを略したもので、繊維強化プラスチックのことです。
文字通り、繊維でプラスチックを強くしています。
軽いが脆いという短所のプラスチックに、繊維を混ぜることにより、軽い長所はそのまま、強さも持ち合わせた材質です。

frp

FRPで一般的なのはガラス繊維とポリエステル樹脂の組み合わせです。
上記のもの以外にも繊維と樹脂の組み合わせによってさまざまな種類があります。
繊維の種類は、ガラス繊維・カーボン繊維・アラミド繊維・ポリエチレン繊維・ザイロン繊維・ボロン繊維があります。
樹脂の種類は、ポリエステル樹脂・ビニルエステル樹脂・エポキシ樹脂・フェノール樹脂・熱可塑性樹脂が挙げられます。

FRPは、先に述べた繊維と樹脂を組み合わせて作られるためさまざまな種類がありますが、以下の2種類が代表的です。
まず1つ目はGFRP(Gはガラスのこと)で、ガラス繊維強化プラスチックです。
これはFRPの中で、最も一般的で最も安価なものです。
比重は1.6~1.8と金属に比べ軽く、断熱性・電気絶縁性・耐候性・耐食性・電波透過性に優れています。
そのため、これは屋外で使われることが多く例えば通信システムのアンテナカバーや変圧器の遮断部分など、絶縁分野に向いています。

2つ目はCFRP(Cはカーボンのこと)で、カーボン繊維強化プラスチックです。
これは鉄の1/5の軽さでありながら、鉄以上の強度・剛性を持っています。
その他にも、低熱膨張性・X線透過性・振動減衰性・高熱伝導性に優れています。
そのため、航空機や人工衛星機に使われており、非常に今注目を浴びている材質です。

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