耐衝撃性
耐衝撃性とは
耐衝撃性とは、材料が外部から受けた衝撃に対しての耐久度を言います。PEEKのように硬い材質はゆっくりと負荷をかけられることに対して非常に大きな強度を発揮します。しかし、落としたり硬いものがぶつかるなどして瞬間的に大きな力が加わった時に欠けることがあります。
製品や部品の使用箇所によっては、このような衝撃に対して強度を持つ必要があります。そこで確認されるのが素材の耐衝撃性です。耐衝撃性は衝撃試験を行い、衝撃値を出すことで測定します。この数値が大きいほど耐衝撃性が高いと評価されます。試験法はアイゾット衝撃試験とシャルピー衝撃試験の2種類あり、物性表ではアイゾット衝撃試験による数値が記載されていることが一般的です。アイゾット衝撃試験は、物体に高速で負荷を加えたときの抵抗を測定する試験法です。
ベークライトやエポキシガラスなどの積層板はこの数値が低く、強い衝撃を加えると砕け散ったり粉々になったりします。PEEKやPBIのように硬い材質も衝撃に対して欠けやすい側面を持ちます。一般的に硬い材質はゆっくりとした負荷や摩耗に対して強く、その一方で衝撃に対して弱くなる関係があります。
ポリカーボネートは耐衝撃性に優れる材質で、プラスチック素材の中でも最高レベルの耐衝撃強度を持っています。
詳細は「ポリカーボネート(PC)の特徴 高い透明性・自己消火性・耐衝撃性をもつ樹脂」で御覧ください。
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