お客様が求めておられる機能、品質を
実現するための様々な提案をさせて頂きます。

提案事例proposed case

お客様が求めておられる機能、品質を
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PPSで寸法の安定化


使用素材 PPSの事例

製造ライン用部品としてプラスチック部品を使用している客様からご連絡をいただきました。
これまではPTFE(テフロン)を使用していましたが、寸法が安定しないとのこと。
そこで、PEEKでの加工をお願いできないかというご相談でした。

PEEKとは樹脂の中であらゆる面において高機能を発揮する熱可塑性樹脂で、スーパーエンジニアリングプラスチックの代表格とも言えます。
食品安全性、耐熱性、高温耐性、機械的強度などに優れ、とても優秀な素材です。
その反面、高価であるという欠点もあります。
今回のご相談では予算の都合上PEEKを使用すると予算をオーバーしてしまうことが課題でした。

そこで、改めてお客様にご相談いただいた経緯や要求スペックを詳しくお伺いしました。
その中で導き出された解決策が、PEEKの代わりにPPS(ポリフェニレンサルファイド)という素材を使用することです。
PPSは高い耐熱性に加え寸法安定性に優れています。
PEEKよりも安い素材であるためお客様の予算内に収めつつ、要求スペックを満たすことができました。

【お客様の声】
ネットで拝見して依頼させて頂きました。
今回初回でしたが、価格・品質共に十分でした。
またよろしくお願い致します。
(製造業/東京都)

【ワンポイント】
PPSは高い耐熱性に加え、耐摩耗性、寸法安定性に優れた樹脂・プラスチックです。
PEEKと同程度(PEEKよりは劣る)の物性を持ちながらPEEKよりも安価です。
しかし、PEEKよりも難削で、バリが出やすいという欠点があります。

今回、「寸法の安定化」と「予算内に収めたい」という2つが大きな課題でした。
実現させたい予算という現実。
両者のバランスをみながら、弊社では最善のご提案をさせていただきます。
是非、お気軽にご連絡ください。

PEEKの素材ページはこちら

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湯本電機では切削加工から3Dプリントまで、様々なプラスチック加工に対応しております。
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