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素材technology

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ポリカーボネート


プラスチック加工品(ポリカーボネート)

名称

PC(ポリカーボネート)

PCの特徴

《PCの長所》
ポリカーボネートプレートの衝撃強度はアクリルの約40倍、硬質塩化ビニルの約20倍という透明のプラスチック材料の中では最高クラスの耐衝撃強度を有しています。
ヘルメットの素材にも使われており、難燃性なので、家財道具としても使用されています。
使用可能温度は-100℃~140℃と広範囲です。

《使用・加工の際の注意点》
曲げにくく、比較的高価です。
アクリルや塩ビと比べて接着力は弱いです。

外観

透明で光沢がある。

用途

レンズ、カバー、CD、電子機器部品
食品機器部品、医療機器部品

取り扱いメーカー

タキロンシーアイ株式会社
三菱ガス化学株式会社
住友ベークライト株式会社
積水成型工業株式会社

樹脂加工・プラスチック加工は湯本電機にお任せ下さい。
短納期で高品質の樹脂加工品を大阪・東京から全国へお届けします。

湯本電機では切削加工から3Dプリントまで、様々なプラスチック加工に対応しております。
対応可能な加工については「プラスチック加工・樹脂加工 加工方法一覧」へ。

特性

比重 1.16
耐熱温度 -40~120℃
電気特性 絶縁
寸法安定性
耐摩耗性
耐衝撃性
すべり特性

加工事例

PC ポリカーボネート
素材のワンポイント講座

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提案事例PC ポリカーボネートに関連する提案事例をまとめました

MCナイロンで問題の解決と軽量化を図る

使用素材 MCナイロンの事例

紙ベークライトで製作していた糸巻きに使用する円形部品の面粗度が悪いため、糸を巻く際に粉がまとわりついてしまうとのご相談を頂きました。
材料を素材のまま使用するとそこまで粉は発生しませんが、形状上、表面を削らなければいけない為によりその不具合が出たと考えられます。
使用環境や条件をお伺いしてみると、耐熱温度が100℃程度必要であり、摺動性はもちろん軽量化も考えていらっしゃるとのことでしたので材質変更を提案させて頂きました。
適正な材料としてはMCナイロンが該当しました。
見た目はベークライトと違って青色をしておりますが、色の指定は特になく、条件を満たしておりましたのでこちらを選びました。
MCナイロンの耐熱温度は120℃あり、比重に関しましても紙ベークライトが1.4のところMCナイロンの比重は1.16なので軽量化にも繋がりました。

【ワンポイント】
MCナイロンは機械的強度も強いので金属品の代替としてギアやローラーとして使用されることがあります。
MCナイロンは基本グレードの他に摺動グレード、耐熱グレード、耐候グレードなどもございますので使用用途によって材料の選定が必要となります。

MCナイロン素材ページはこちら

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