お客様が求めておられる機能、品質を
実現するための様々な提案をさせて頂きます。

提案事例proposed case

お客様が求めておられる機能、品質を
実現するための様々な提案をさせて頂きます。

提案力経験とノウハウによる的確なご提案をさせていただきます

提案事例湯本電機のソリューション


コネクター製作治具使用時の匂いの解決

素材選定提案

以前までベークライト製治具を使用していましたが、高温になった際に異臭を放ち、作業者にとって大変不快であるというご相談をいただきました。
使用時の最高温度を確認したところ、その使用箇所での最高温度は150℃位だという事でした。
この温度はベークライトの耐熱温度を超えていました。
ベークライトの耐熱温度は紙ベークライトで-50℃~130℃、布入りベークライトで-50℃~140℃です。
ベークライトは熱硬化性樹脂であるため、耐熱温度を超えた温度での使用で焦げ、異臭を放っていたものと考えられます。
この問題解決のためには部品の温度域に合った適切な素材選定が必要でした。
そこで耐熱温度-100℃~250℃のPTFE(テフロン)でのジグの製作を提案させて頂きました。
強度、耐薬品性等の他の条件も十分であるということで採用して頂き、結果匂いの発生を無くすことができました。

<お客様の声>
候補素材について丁寧にご提案いただき、ありがとうございました。
色々な樹脂素材を扱っているということで、アドバイスも納得の行くものでしたでした。
適切な素材を選ぶことができました。
(製造業/広島県)

<ワンポイント>
PTFE(テフロン)は広い温度範囲に渡って長時間の使用に耐えることができます。
しかし、PTFE(テフロン)の融点の327℃に到達すると、溶け出すため機械的強度は急落します。
すべての樹脂・プラスチックに言えることですが、耐熱温度外での使用は強度に大きな損失をもたらす他、発火などの危険もあるため、部品に要求される耐熱温度とその素材選びは注意する必要があります。

金属部品から樹脂部品へ、黒ベークライト治具の製作

素材選定提案

基盤で使う固定治具に従来アルミを使っていましたが、その治具に絶縁性を求められるようになったため、樹脂での製作をご依頼頂きました。
お客様の求められる条件は
①他の部品との兼ね合いで、色は黒色であること
②比較的安価であること
以上2点でした。
より詳細な条件を伺うと、はんだを使うため耐熱温度は最低100℃以上、高温状況下で寸法安定性の高いものが良いということでした。
温度域は110℃程度でそこから多めに見積もっても±10℃程度であるということでした。
そこで耐熱温度は-50℃~130℃の黒ベークライトでの製作を提案させて頂きました。
ベークライトは電気絶縁性に優れ、電気絶縁材料として広く使われている樹脂・プラスチックです。
さらに紙ベークライトは、電気絶縁性の優れた材料の中でも特に安価です。
また機械的強度に優れ、様々な治具に利用されています。
紙ベークライトは吸水率が非常に高く、紫外線により劣化するという欠点がありますが、今回の治具が使用される環境下ではこれらは問題がありませんでした。
結果黒ベークライトの治具を採用して頂き、その後問題なく使用できているとのことです。

<お客様の声>
プラスチック加工でネットで見つけ、問い合わせさせて頂きました。
同じ市内で相談しやすい加工業者さんがいて助かりました。
(製造業/大阪府)

<ワンポイント>
ベークライトは電気絶縁性に優れた樹脂・プラスチックです。
機械的強度に優れますが、積層板であるため層に垂直方向には強度がありますが、平行な方向には弱い側面があります。
加工・使用時には力の加わる向きには注意する必要があります。
紙ベークライトは絶縁材料の中では特に安価です。

材質変更で強度向上とコストダウンを図る

最適加工法提案

PMMA(アクリル)で製作したカバーのネジ部分からひび割れを起こしてしまうとのご相談を頂きました。
まず、材質を変更するのか成型にするか等の案を考えましたが、使用用途をお伺いしてみると、透明度は必要であるが中の物が見えれば可能というご回答でした。
そこで、ひび割れを防ぐために加工方法を変更するのがベストであると判断し、元々は板同士をネジで止めていたものから接着加工へ設計変更を検討して頂きました。
加工方法の他に材質変更も提案させて頂き、アクリルよりも欠けにくい材質としてポリカボネートやPVC(塩ビ)を挙げました。
透明度はアクリルよりも劣りますが、中身を見ることはできますので条件は満たしております。
同じ透明の材料でもポリカボネートは衝撃に強く、塩ビもアクリルよりは欠けにくい特性を持っています。
最終的には、そこまで負荷のかかる箇所ではなかったのでコストダウンのことも考慮し、従来通りネジ止めにて塩ビでの製作を行いました。

<お客様の声>
かなり前に作っていただいた加工会社さんが廃業してしまったので、新たにプラスチック加工会社さんをネットで調べて問い合わせしました。
数社から見積りをいただきましたが、湯本電機さんの営業担当の方が親身に提案してくださって、ここなら信頼できると思い発注しました。
ひび割れの問題は解消され、安心して作業できるようになりました。ありがとうございます。
(製造業/東京都)

<ワンポイント>
今回の事例のように一概に透明の樹脂・プラスチックといっても特性の違う材質がいくつかございますので、使用用途によっては材質の変更が可能です。
最適なご提案をさせて頂きますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

金属から樹脂へ、軽量化を進める

VE・VA提案

建築材料の軽量化を追求するため、金属から樹脂での製作を検討していました。
成形材のPP(ポリプロピレン)黒での依頼でありましたが、その材料では対象物の厚みがなかったため、確認したところ、条件は黒色で比重がおおよそ2以下であればよいとのことでした。
そこで黒ジュラコン®での製作を提案させていただき、軽量化を実現しました。

寸法の安定化

素材選定提案

食品機械向けにテフロンを使用していたが寸法が安定しないため、PEEKでの加工をご相談頂きました。
しかしPEEK材が高価であり、悩んでおられました。
そこでPEEK材を希望していた経緯、要求スペックを詳しくお話頂き、そこから3フッ化のPVDFが最も適していることが分かりました。
そこでPVDFでの提案したところ、使用温度にも耐えた上で寸法の安定化に成功しました。

原因の追求と解決への素材提案

素材選定提案

ポリプロピレンを用いて製作したガイドにはφ1の貫通穴をあけており、そこにφ0.7の針を通していましたが、その際に針が損傷することがあり困っているので解決して欲しいというご依頼を頂きました。
実際にポリプロピレンでΦ1の貫通穴をあけたガイドを製作し針を通して検証していく内に、バリが発生していることによる針の損傷であると判明しました。
そこでバリが出にくい素材(POM又はABS)を提案しましたところ、さらに接着するという話も出てきたのでABSがベストだと判断し、実行。
問題は解消し、喜んで頂けました。