部品加工とは
部品加工とは、切削加工や射出成形などの加工方法を用いて、機械や治具の部品を製作することです。
湯本電機で取り扱っている部品加工は、主に樹脂素材の切削加工です。
切削加工は除去加工の一種で、樹脂や金属などの素材を主に工作機械を用いて削り、部品を加工する方法です。
大きく転削と旋削の2つに分けられ、旋削は加工物を回転させながら工具に当て、転削は回転する工具を加工物に当てて加工します。
対象物を削り取る「切削」と、工具または加工物を動かして新たな面の切削をできるようにする「送り」の動きを繰り返します。
1/1000台の精度まで狙うことができ、高精度の部品加工に適した加工です。
切削加工については「切削加工とは?特徴とメリット・デメリット」をご覧ください。
マシニングセンタ、同時5軸、NC旋盤による切削加工を行います。
湯本電機の部品加工サービスの特徴
最小ロットは1個
1個から部品加工を承ります。
多品種小ロットの加工や、数百個の量産にも対応可能です。
最短見積もり2時間以内の即レスポンス
お客様には窓口になる営業担当とエンジニアがチームとしてサポートさせて頂きます。
WEBサイトからのご連絡には経験豊富なベテランが対応しております。
ストレスなくやり取りができるよう、最短レスポンスで回答します。
専任担当が付いてご相談ベースからフォロー
湯本電機では1社につき1人の専任の営業担当者が、ご相談ベースからフォローします。
樹脂・金属合わせて200種以上の加工実績から、最適な素材を提案できます。
素材の疑問や難形状加工のご相談など、部品加工のことは何でもお話ください。
図面がない段階からも製作
図面がない段階からでもご相談ください。
イラストなどの形状や寸法が分かるものを頂ければ、そこから製作することができます。
素材・加工方法選定からもお任せください。
3Dモデルからの見積もりも可能
3次元CADシステムを社内に導入しています。
お客様の3次元モデルデータからお見積もり・ご注文までの対応が可能です。
部品加工の種類
- マシニングセンタ切削加工
- 同時5軸切削加工
- NC旋盤切削加工
マシニングセンタは工具マガジンに切削工具を内蔵して、工程順に自動で取り替えながらデータ通りに加工する工作機械です。
フライス加工、穴開け、タップ加工の部品加工を1台で行うことができます。
X,Y,Z軸に回転軸・傾斜軸を加えた5軸を同時に動かすことができる加工機械です。
インペラを代表とした自由曲面形状加工やアンダーカットが必要な複雑形状のプラスチック加工を行います。
高精度な加工ができるだけでなく、一度のチャッキングでワーク段取りの全工程が完了するため時間短縮ができ、加工治具の省略によってコストダウンが図れます。
主に丸棒の素材を回転させながら切削工具に当てて削る工作機械です。
工具の当て具合や送り運動加減の調節次第で、穴あけや溝入れ、ねじ切りなどの様々な形状の部品加工に対応できます。
部品加工の流れ
打ち合わせ
図面を頂いた後に、条件に合わせて最適な素材や加工方法の選定をします。
ヒアリングを行い見積に必要な情報を揃えます。
問い合わせフォームより図面やイラストを添付し、詳細な条件を頂ければ、この工程を省略できます。
見積回答
頂いた条件を元に見積と納期の回答をします。
図面やデータがあれば概算見積にも対応します。
素材手配
図面指定の素材を手配します。
在庫している素材の加工は、手配が必要ないのでその分納期を短縮できます。
切削加工
NC旋盤やマシニングセンタなどの切削加工機や使って部品の加工をします。
加工後にはバリ取りなどの後処理を行います。
仕上げ加工
要件に応じてバフ研磨や透明蒸着などの表面処理を行います。
塗装やめっきにも対応可能です。
検査
当社の規定資格を持つ検査員が三次元測定機などの最新機器を使って検査を行います。
全箇所実寸検査、ミルシート取得や検査結果のレポート提出の対応も可能です。
部品加工事例
部品加工会社をお探しの方へ
湯本電機では切削加工から3Dプリントまで、様々なプラスチック加工に対応しております。
対応可能な加工については「プラスチック加工・樹脂加工 加工方法一覧」へ。