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素材technology

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PVDF


名称

PVDF(ポリフッ化ビニリデン)

PVDFの特徴

《PVDFの長所》
フッ素系樹脂の中でもトップクラスの機械的強度を持ち、加工性も優れています。

《使用・加工の際の注意点》
テフロンよりは耐薬品性・耐熱性・滑り特性に劣ります。

外観

表面の手触りは非常に滑らかです。
乳白色半透明

用途

食料品関連機器、半導体製造装置
釣り糸(フロロカーボン)、ローラー

樹脂加工・プラスチック加工は湯本電機にお任せ下さい。
短納期で高品質の樹脂加工品を大阪・東京から全国へお届けします。

湯本電機では切削加工から3Dプリントまで、様々なプラスチック加工に対応しております。
対応可能な加工については「プラスチック加工・樹脂加工 加工方法一覧」へ。

取り扱いメーカー

タキロンポリマー株式会社
エンズィンガージャパン株式会社

その他のグレード

●PVDF(導電性グレード)

特徴 カーボンナノチューブを配合した導電性で、半導体、電気・電子用途に最適です。
標準グレードと同様、優れた耐薬品性、耐候性、非常に低い吸水性を持ち、フィラーの含有率を低く抑えたことで切削加工性にも優れています。
外観 黒色
使用分野 化学産業、エネルギー、エレクトロニクス、メカニカル・エンジニアリング等

●PVDF(導電性グレード)の特性

比重 1.78
推奨使用温度 150℃
電気的特性 導電
耐薬品性
耐摩耗性
耐候性
すべり特性

特性

比重 1.78
耐熱温度 -40~160℃
電気特性 絶縁
寸法安定性
耐摩耗性
耐衝撃性
すべり特性

加工事例

PVDF
素材のワンポイント講座

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提案事例PVDFに関連する提案事例をまとめました

PPSで寸法の安定化

使用素材 PPSの事例

製造ライン用部品としてプラスチック部品を使用している客様からご連絡をいただきました。
これまではPTFE(テフロン)を使用していましたが、寸法が安定しないとのこと。
そこで、PEEKでの加工をお願いできないかというご相談でした。

PEEKとは樹脂の中であらゆる面において高機能を発揮する熱可塑性樹脂で、スーパーエンジニアリングプラスチックの代表格とも言えます。
食品安全性、耐熱性、高温耐性、機械的強度などに優れ、とても優秀な素材です。
その反面、高価であるという欠点もあります。
今回のご相談では予算の都合上PEEKを使用すると予算をオーバーしてしまうことが課題でした。

そこで、改めてお客様にご相談いただいた経緯や要求スペックを詳しくお伺いしました。
その中で導き出された解決策が、PEEKの代わりにPPS(ポリフェニレンサルファイド)という素材を使用することです。
PPSは高い耐熱性に加え寸法安定性に優れています。
PEEKよりも安い素材であるためお客様の予算内に収めつつ、要求スペックを満たすことができました。

【お客様の声】
ネットで拝見して依頼させて頂きました。
今回初回でしたが、価格・品質共に十分でした。
またよろしくお願い致します。
(製造業/東京都)

【ワンポイント】
PPSは高い耐熱性に加え、耐摩耗性、寸法安定性に優れた樹脂・プラスチックです。
PEEKと同程度(PEEKよりは劣る)の物性を持ちながらPEEKよりも安価です。
しかし、PEEKよりも難削で、バリが出やすいという欠点があります。

今回、「寸法の安定化」と「予算内に収めたい」という2つが大きな課題でした。
実現させたい予算という現実。
両者のバランスをみながら、弊社では最善のご提案をさせていただきます。
是非、お気軽にご連絡ください。

PEEKの素材ページはこちら

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