難燃性プラスチック材質の種類と特徴
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製品のカバーやレンズに『ガラスのような透明感』と『割れにくさ』を両立させたいとお考えではありませんか?その答えは、多種多様な透明プラスチックの中にあります。
本記事では、アクリル(PMMA)やポリカーボネート(PC)をはじめとする代表的な透明樹脂を徹底比較。それぞれの光線透過率、耐衝撃性、耐熱性、そしてコストの違いを明確にし、あなたの製品に最適な材質選びをサポートします。
透過性が高い
一般的なガラスの透過率は約90%で、これよりも高い透過率を持つ透明樹脂もあります。
耐候性に優れる
透明樹脂には耐候性に優れた素材が多く、屋外で使用する部品に使用されています。
衝撃に強い
アクリルやポリカーボネートなど、ガラスと比較して軽くて衝撃に強い材質があります。
透明樹脂で加工したい、というご依頼を頂いた際にまず候補に挙がる素材です。透明度が非常に高く、光透過率はガラスよりも高い約93%です。強度も高く、ガラスの10~16倍の耐衝撃性があり、破損した際に破片が飛び散りにくいです。
また、接着剤による貼り合わせ加工や曲げ加工も可能です。耐候性にも優れているため、屋外での使用も可能ですが、この点はガラスの方が優れています。
使用用途:看板や自動車のランプレンズ、電飾サインのカバー、水槽など。チラシを入れるカタログケース等も接着によって製作可能です。
数値で表すと光透過率は87%程度です。耐衝撃性としては、PMMA(アクリル)の約4倍程度あります。燃焼しても有毒ガスが発生しにくく、比較的環境性の高い素材です。切削加工、成形加工、曲げ加工、接着加工での加工が可能です。
使用用途:機械のカバー、フィルム類、ペットボトル、食品用の容器など。
高い透明性・自己消火性とプラスチック素材の中で最高クラスの耐衝撃性を持つエンジニアリングプラスチックです。ハンマーで叩いても割れない程の強度があり、防弾材としても使用されています。アクリルと比較し約50倍の耐衝撃性を持ちます。光透過率は80~90%で、ガラスと同じくらいの透明度です。
使用用途:アクリルと同様、看板や電飾サインのカバー等に使用されています。また、ベランダや駐車場の屋根や高速道路の防音壁にも使用されています。耐衝撃性の高さを活かし、ヘルメットやヘルメットのシールド、機動隊の盾にも使用されます。
五大汎用樹脂の1つで、比較的安価で加工性にも優れています。コストダウンのご相談を受けた際にご提案させて頂くことが多い素材です。光透過率は80%程度で、構造内部を確認したい機械装置のカバーとしても使用可能です。
耐薬品性に優れており、ほとんどの強酸・弱酸・アルカリ・塩類、油に侵されることがありません。しかし、一部の有機溶剤や塩化物に対しては極端に反応します。薬品を扱う環境での使用の際にはメーカーの耐薬品性リストの確認が必要です。
使用用途:硬質の塩ビは配管やダクト・水道管のパイプ等の工業用の製品に使用されています。軟質塩ビであれば、衣類やバッグ類、ビニールハウスにも使用されます。
※当社で加工可能なものは硬質塩ビのみです。
透明樹脂は切削加工をすると加工部分の透明度が失われ、白く濁った見た目になります。この部分は仕上げ加工をすることで再び透明度を高くすることができます。これにはバフ研磨や透明蒸着という表面処理を施します。
バフ研磨は加工によりできた細かな傷や不透明になった部分を綺麗に仕上げる加工です。高速回転する研磨輪に加工品を当てて磨き上げます。これにより加工品の表面を磨くことができますが、穴開け加工した部分などは磨けません。
その場合は透明蒸着処理を施すことで綺麗に仕上げることができます。透明蒸着は高温で気化した溶剤を加工品の表面に当てて薄く溶解させる処理です。磨きよりも処理できる範囲が広く、高い透明性を再現できます。
透明樹脂には代表的なものでもアクリル・ポリカーボネート・PET・塩ビと、多くの種類があります。これらにはそれぞれ特徴があり、用途に応じて選定することができます。
選定時に注意が必要なのは、価格が異なること、どの素材にも得意不得意があることです。ポリカーボネートは他の素材と比べ耐衝撃性が高い素材ですが、価格も高くなります。強度面での心配のない部品で透明性が必要であれば、アクリルやPETの加工でコストダウンできます。部品の要件を確認し、最適なスペックの素材を選びましょう。
選定にお悩みであれば、使用用途・ご希望価格等に合わせてのご提案させて頂きます。問い合わせフォームよりご連絡ください。
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