わたしたちが、ご紹介します。
注文の際にご活用ください。

ワンポイント講座 lecture

わたしたちが、ご紹介します。
注文の際にご活用ください。

樹脂のガラス転移点とは?融点との違いを解説素材のワンポイント講座


ガラス転移点とは

樹脂はある温度以上に加熱すると、分子が運動しやすい状態になり、軟質のゴム状態になります。
そこから冷却していくと分子の運動が制限されて、硬質のガラス状態になります。
このガラス状態とゴム状態の境目の温度のことをガラス転移点と言います。
ガラス転移点は一般にTgと表記されます。

ガラス転移点

ガラス転移点と融点の違い

融点は固体が融解して液体になる温度です。
水のような低分子の物質には、主に固体・液体・気体の3つの状態があります。
氷が溶けて固体から液体になる温度、これが融点です。

熱可塑性樹脂のように高分子で構成されているものは、液状、ゴム状、ガラス状、結晶状(固体)の4つの状態があります。
柔らかいゴム状の状態と硬いガラス状の境目がガラス転移点です。
ガラス状態は硬く、見た目は固体ですが、結晶がないため厳密には固体ではありません。

樹脂加工・プラスチック加工は湯本電機にお任せ下さい。
短納期で高品質の樹脂加工品を大阪・東京から全国へお届けします。

湯本電機では切削加工から3Dプリントまで、様々なプラスチック加工に対応しております。
対応可能な加工については「プラスチック加工・樹脂加工 加工方法一覧」へ。

タグ

この記事に関連する
素材のワンポイント講座

ワンポイント講座一覧へ