プラスチック・樹脂の用語を
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Yumopedia ~プラスチック・樹脂用語解説~

プラスチック・樹脂の用語を
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※本用語集は、当社で調べた用語の意味を簡潔に記載しています。
本用語集に記載されている情報の正確性・完全性を保証するものではありません。

ユリア樹脂 素材 Yumopedia


ユリア樹脂とは

ユリア樹脂は、尿素とホルマリンの反応によって得られる熱硬化性樹脂であり、尿素樹脂とも呼ばれます。
多くの樹脂・プラスチックは石油を原料にしていますが、このユリア樹脂は安価で安定供給される尿素が原料のため、ユリア樹脂自体も安価な素材です。
ユリア樹脂は主に成型材料として使われており、ユリア樹脂にパルプの粉を混ぜて、その成型材料を金型に流し込み、成型機で加熱・加圧すれば製品が出来上がります。

ユリア樹脂の用途

ユリア樹脂

耐熱性・着色性・表面硬さ・耐溶剤性・耐アーク性に優れ、難燃性であるため、電気火災を防ぐ安全性の高い配線器具や照明器具の部品に使われています。常用できる耐熱温度は90℃です。
また身の回りでは、鮮やかな色をつけられ、化粧品、医薬品の容器や瓶のキャップ、コップや子ども用食器、ボタンなどの雑貨類、麻雀牌などにも使われています。
ユリア樹脂の短所は、脆く、衝撃には弱く、クラック等が入ってしまうこと、寸法変化が大きいことが挙げられます。

成形材料として様々な用途がありますが、実はユリア樹脂全体の約9割は接着剤として用いられています。
木材に対する接着性が良く、常温接着が可能、硬化速度が速いことから、合板や集成材、内装材の木工用接着に向いています。
テーブルの天板、さまざまな家具に用いられておりますが、耐水性は劣るため、屋外で使用する製品への利用は避けたほうが良いです。

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