タップとは
ネジ穴の加工に使うネジ溝を掘るための切削工具です。一般的なMネジのメートルネジやインチネジ、管用ネジ、台形ネジなどJISにはあらゆる規格のネジがあります。ネジの種類によって右回りに溝を切るか、左回りに溝をきるか、深さをどこまで入れるか、ピッチをいくつにするかなどを調整します。タップは、正確なネジ穴を作成するための重要な工具であり、ネジとボルトの取り付けに必要不可欠です。
タップの構成
タップは一般的に4つの主要な部分で構成されています。
【食いつき部】
この部分はネジ部の先端に位置し、材料にしっかりと食いつくための部位です。
【溝部】
切削時に発生する切りくずや切粉を逃がすための溝があります。これにより、切削加工がスムーズに進行し、切りくずが排出されます。
【ネジ部】
この部分は穴に螺旋状のネジ山を形成するための部位で、ネジ山を切り込む役割を担っています。
【シャンク部】
切削工具の柄部分で、これを保持し、回転させることで切削作業が行われます。シャンク部は通常、適切な工具ホルダーやドリルチャックに取り付けられます。
樹脂加工・プラスチック加工は湯本電機にお任せ下さい。
短納期で高品質の樹脂加工品を大阪・東京から全国へお届けします。
湯本電機では切削加工から3Dプリントまで、様々なプラスチック加工に対応しております。
対応可能な加工については「プラスチック加工・樹脂加工 加工方法一覧」へ。