プラスチック・樹脂の用語を
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Yumopedia ~プラスチック・樹脂用語解説~

プラスチック・樹脂の用語を
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※本用語集は、当社で調べた用語の意味を簡潔に記載しています。
本用語集に記載されている情報の正確性・完全性を保証するものではありません。

ロックヘリサート 関連知識 Yumopedia


ロックヘリサートとは

標準インサートの機能にさらにゆるみ止め効果をもたせたもので、インサート中央のコイルの1巻〜2巻が多角形(ねじのサイズにより4〜8角形)になっています。
このコイルをグリップコイル(GRIP COIL)といい、この部分でボルトを締付けてゆるみ止め効果を発揮します。

ロックヘリサート

規格はメトリック、ユニファイともにありますが、ともに並目のみです。
最小サイズはメトリックがM2.5、ユニファイがNo.2となっています。

なお、タングあり・タングなしの2種類がありますが当社ではどちらも取り付け可能です。

ロックヘリサートの効果

めねじ内面にゆるみ止め機構が出来るので設計仕様や組立作業が簡単になります。
ゆるみ止め効果は、母材の下穴精度、及び使用ボルトの精度・材質硬度によって決まります。
また、下穴の加工は標準のヘリサートと同一なので今あるヘリサートをロックヘリサートに変更することも可能です。

ロックヘリサートの取り扱い方法

ねじの焼き付き防止のため、ボルトもしくはヘリサート部に潤滑剤を塗布する必要があります。
真空中で使用する場合は真空対応の潤滑剤が必要です。

ボルトがグリップコイル部を通過した後は一定のトルク(ランニングトルク)が発生するので、締結時には規定トルク + ランニングトルクとなるようなトルクで締結します。

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