プラスチック・樹脂の用語を
私たちが詳しくご説明します。

Yumopedia ~プラスチック・樹脂用語解説~

プラスチック・樹脂の用語を
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※本用語集は、当社で調べた用語の意味を簡潔に記載しています。
本用語集に記載されている情報の正確性・完全性を保証するものではありません。

接着加工 加工方法 Yumopedia


プラスチックの接着加工

一つ一つの形状に分かれた製品同士を引っ付けることを言います。
弊社も接着の加工を行っており、アクリルやポリ塩化ビニル(塩ビ)、ポリカーボネートなどの透明の材料を使用することが多いです。
一般的に接着できるプラスチックは、上記のプラスチックに加え、エポキシガラス、ベークライト等です。
その中でもよく接着に使う材質が塩ビです。
これは電気絶縁性や難燃性に優れ、比較的お値段も安いことから、様々な用途に使われています。
建築材料として使われることも多く、目に見えない床下の塩ビ管、目に見える部分であると雨どいも塩ビでできています。
この場合つなげる方法は溶着と言い、硬質塩ビの材料を少し溶かし、2つの部材を一体化させることで水漏れを防ぐことができます。
アクリルを接着する際は材料自体が溶ける接着剤を使用していますので、接着剤も目立ちにくくなっています。
そのためカバーやショーケースなどに使用されることが多いです。
曲げ加工も行っておりますが、板厚の分厚い規格でしたら曲げ加工は制限されますので接着加工をおすすめします。
また、エポキシガラスやベーク材の接着加工も可能なのでお問い合わせ下さい。

接着できないプラスチックはPE、PP、フッ素樹脂、POM、ナイロン系の樹脂です。
つなげにくさの原因は、その素材そのものが疎水性を持っているからです。
溶剤が入っているボトルに、PEやPPの成形品が多いのは、溶剤がくっついてしまうと困るからです。
また、最近のフライパンにはフッ素加工がされています。
水を入れると弾かれます。これも疎水性です。
接着剤は塗るときは液状であるため、先程挙げた例のように弾かれてしまい、塗ることができません。

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対応可能な加工については「プラスチック加工・樹脂加工 加工方法一覧」へ。

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