かんな盤とは
かんな盤は高速回転する刃物にワークを押し当てて、断面を仕上げるための加工機です。
削る厚みを変えることで、ワークの大きさを調整することもできます。
加工のための準備にかかる時間が短く、短時間での加工が可能です。
加工精度はマシニング加工機ほどは高くないため、公差の厳しいワークには適していません。
主に接着加工や曲げ加工に使用する板材を準備するために使用します。
かんな盤使用上の注意
刃物は生産に時間がかかり、交換には1~2ヶ月かかります。
1本あたりの価格も高価であるため、取扱いには注意が必要です。
エポキシガラスやベークライト、その他ガラス入りの素材を削るとすぐに刃物が破損します。
まとめ
かんな盤は板材の面を整えるために使用する加工機です。
短時間で加工ができ、公差が厳しくない部品の加工に使用します。
公差が求められるワークはマシニング加工機を使って仕上げます。
刃物の替えはすぐに用意できるものではないので、使用頻度から交換時期を管理しておく必要があります。
不適切な素材の加工に使うと刃物が破損してしまうため、仕様前には材質の確認が必要です。
樹脂加工・プラスチック加工は湯本電機にお任せ下さい。
短納期で高品質の樹脂加工品を大阪・東京から全国へお届けします。
湯本電機では切削加工から3Dプリントまで、様々なプラスチック加工に対応しております。
対応可能な加工については「プラスチック加工・樹脂加工 加工方法一覧」へ。