プラスチック・樹脂の用語を
私たちが詳しくご説明します。

Yumopedia ~プラスチック・樹脂用語解説~

プラスチック・樹脂の用語を
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※本用語集は、当社で調べた用語の意味を簡潔に記載しています。
本用語集に記載されている情報の正確性・完全性を保証するものではありません。

治具 工具 Yumopedia


治具とは

治具は加工の際にワークを固定し、加工を補助する役割を持つ道具です。
特殊な形状の加工を可能にしたり、加工の効率・精度を高めるために用いられます。

治具

同じ部品を大量生産する製造の際には、機械加工の時間以外にも、
材料の準備・ワークの機械へのセットする時間も繰り返しにより大きな作業時間となります。
これを短縮することは製造現場の課題であり、そのためのツールとして治具が開発されます。

作業の内容によって必要な治具は異なり、標準的な治具以外にも特注の治具が必要になる場面があります。
特殊な形状で、しかも短納期で必要な場面が多いため、切削加工などの小ロット向けの加工方法で製作されることが多いです。

また、検査にも治具を使用することがあります。
何十、何百と同じ製品を検査する際に、高い検査精度を維持しながら素早い作業を実現するためには、検査用の治具が必要になります。
難しい形状でも治具を使うことで、安定して測定することができます。

通常の治具を使わないで検査する場合に比べると簡単かつ迅速に品質のチェックが可能なため、
品質向上だけでなく、コスト削減にも貢献することができます。

治具の効果

治具を使用するメリットは、作業効率を高め品質を向上させることができる点です。
特に同じ作業を繰り返す場面で、品質の維持を補助します。

また、機械加工で加工できる幅を広げることができます。
加工にはワークを固定し、加工中もずれないようにする必要があります。
治具を製作することで、通常の機械の仕様では加工できない形状も加工できるようになります。

加工において、治具の製作は工程の1つです。
特に機械加工において治具が必要になる加工は、製品と治具の2つを製作することになります。
製品としてお客様にお届けするものは1つですが、工程には2種類の部品を製作する時間が入ります。
それは加工費として製品の単価に影響するものなので、それが必要ないように設計することもコストダウンを考える上で必要な考えです。

治具の製作は湯本電機にお任せください

当社では切削加工による治具の製作を行っております。
1個の製作からご相談を承りますので、お気軽にお問い合わせください。
素材選定・設計のご相談もお任せください。

樹脂加工・プラスチック加工は湯本電機にお任せ下さい。
短納期で高品質の樹脂加工品を大阪・東京から全国へお届けします。

湯本電機では切削加工から3Dプリントまで、様々なプラスチック加工に対応しております。
対応可能な加工については「プラスチック加工・樹脂加工 加工方法一覧」へ。

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