プラスチック・樹脂の用語を
私たちが詳しくご説明します。

Yumopedia ~プラスチック・樹脂用語解説~

プラスチック・樹脂の用語を
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※本用語集は、当社で調べた用語の意味を簡潔に記載しています。
本用語集に記載されている情報の正確性・完全性を保証するものではありません。

R加工 加工方法 Yumopedia


R加工とは

R加工とは、加工品の角を丸くする加工です。
機械加工後に残った角を、ヤスリやシャビーブを使った手作業や研磨機を使って丸くします。

主な目的は以下の3つです。

使用中の怪我防止
鋭利な角は使用者に怪我をさせる恐れがあります。
触れる可能性の高いボディ部品には、怪我を防止する目的でR加工を指示することが多くあります。

強度低下の防止
加工品の角は衝撃による欠けや割れが発生しやすい箇所です。
R加工により負荷が分散しやすい構造にして、部品が破損しにくくします。
また、他の部品との接触による相手部品の破損も防ぐことができます。

組立性の向上
例えばねじ穴部分などの他の部品との嵌合がある箇所は、R加工により滑らかに嵌合できるようになります。
摩擦が小さくなり、引っ掛かりが少なくなるため、摩耗の抑止にも繋がります。

R加工の指示

R加工はRで図面に表記します。
Rの後の数字はRの半径を表し、この数字が大きいほど丸い角になります。
例えばR10は半径10mmのR加工を指示しています。

1つの部品に複数箇所のRを指示する場合は「個数-R10」のように表記します。
「全周-R10」と表記することで、すべての角に指示することもできます。

R加工

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